D線G線はバイオリンの低音域を担当しています。
A線E線に比べると、読むのが難しいと感じている人が多いです。
最初にAE線を習うため、単純に慣れていないことが原因なことも。そんな方はここでしっかり読み方をマスターしていってくださいね。
読み方のステップについて詳しい方法は前回の記事を参照ください
目次
D線とG線の開放弦の音を覚える
レとソを覚えよう
・レ/D線の開放弦(何も押さえない)
・ソ/G線の開放弦(何も押さえない)
レは五線紙の一番下、ソはさらに低くて線が2本追加されていますね。
この特徴を見ながら視覚的に覚えてみましょう。
このソとレの音は開放弦なので指番号は0になります。
音符の位置を覚えたら実際に音を出して確かめてみてくださいね。
1の指を覚えよう
次に1の指を押さえていきます
・ミ/D線の1
・ラ/G線の1
実際に押さえて音を出してみましょう。
音と指の位置を覚えましたか?
では下の例題を弾いてみましょう。
以下からダウンロードできます!
指番号を音符の上に書いてみましょう。
また、書いた番号の上にDとGでどちらの弦で弾くのかマークも書いてみましょう!
答え
参考音源
楽譜を見ながら音源を聴いてみましょう。
例題が弾けたらステップアップ!
2と3の指を覚える
さあ、ここでは2と3の指を一気に覚えてみましょう。
・ファ#/D線の2
・シ/G線の2
・ソ/D線の3
・ド/G線の3
D線の2がファ#になることをチェックしてみよう。
お疲れ様でした!
これで合計8個の音を覚えたことになります。
今回も覚えたものを書き出してみましょう。
前回の音も合わせる16個の音が登場しました。
G線の0(開放弦)からはじめて、E線の3までです。
D線G線 応用問題にチャレンジ
指番号の問題を作ってみました。
以下のものをダウンロードして指番号を音符の上に書いてみてください。
また、書いた番号の上にDとGでどちらの弦で弾くのかのマークも書いてみましょう!
または色で分けるのも効果的です。
これをする事でだんだんと音符を見ただけで指の位置をイメージする事が出来るようになります。
指番号を書けたら実際に弾いてみるとさらに効果的です。
答え
参考音源
まとめ
プリントは指番号を書いたものと書いてないものを用意して、慣れてきたら何もない楽譜で演奏してみよう!
スラスラ弾けるようになったら譜読み力がついてきた証拠です。
譜読みのチカラを伸ばしたい人は市販の教材も試してみるのもおすすめです。
継続は力なり、頑張りましょう!