この記事ではバイオリンの構え方について紹介しています。
いざバイオリンを弾こう!としても、どうやってバイオリンを構えたらいいのかわからない、特に独学の人はそんな疑問があるのではないでしょうか。
今回はおさえてほしい基本の持ち方について紹介します。
必須アイテムは鏡。
是非用意してみてくださいね。
変なクセがつく前に、しっかりとフォームを覚えると上達率がグンっとアップしますよ。
基礎知識としてバイオリンは左手に、弓は右手に持ちます。
今回はバイオリンの持ち方を取り上げるので、弓はケースなどに置いておきましょう。
目次
1、楽器を持たず、イメトレをしてみる
まず初めは、実際には楽器を持たず、楽器を持ったつもりで構え方をやってみましょう。
こうすることで体の動かし方に集中することができます。
足を肩幅にひらく
まずは足元からです。
肩幅まで足を開きます、両足が平行になるようにしてみましょう。(人によっては左足を前に出したりしてる人もいます)
重心がグラグラしないようにまっすぐ立てる事を意識してみてください。
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下半身がしっかり整ったら次は上半身です。
両手を胸の前で合わせる
正面を向いて手を合わせます。
![](https://7violin.com/wp-content/uploads/2018/05/f244d762b4f6aafe80a2c0b14a0bda66.png)
おへそがしっかりと前を向いていることを意識しましょう。
そのまま手を前に伸ばしていきます。
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手のひらを左手は上向き、右手は下向きにする
手のひらの向きを左手は上に、右手は下にします。
![](https://7violin.com/wp-content/uploads/2018/05/960c2d1868898ea55b2e91813cf5d8b3.png)
そのまま少しずつ横に胸を開いていきます。
およそ45度ほど開いたらそこでストップしましょう。
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肘、肩をリラックスさせて力を抜く
伸ばしていた腕の力を抜いてみましょう。
そうするとストンと肘が落ちてきます。
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この姿勢をキープしたまま鏡を見てみてください。
どうでしょう、バイオリンを構えているように見えましたか?
右手を左肩と左鎖骨に当たるように置く
これはバイオリンを構える時に必要になる感覚をつかむ準備練習です。
先ほどの姿勢をキープしながら、右手を左肩と左側の鎖骨の上に置いてみましょう。
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これが実際にバイオリンを持った時に肩当て(スポンジ)が当たる位置です。
置いた感覚を忘れないようにしっかり体で覚えてください。
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首は少しだけ左側に向ける
首を傾けたり、倒したりする必要はないです。
軽く左を向くくらいにしておいて、いつでも動かせるようにリラックスしましょう。
2、実際にバイオリンを持ってみる
いよいよバイオリンの登場です。
バイオリンは左手でネックをしっかりと持ちましょう。バイオリンは外側を向けておきます。
先ほどと同じように、足を肩幅に開いてしっかり立ってみます。
そのあと持っていたバイオリンを上向きにします。左手だけだと安定しないので右手も補助に使ってください。
バイオリンを肩と鎖骨に乗せる
バイオリンをさっき右手を置いた位置に当たるように肩と鎖骨に乗せます。
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しっかりフィットしている感覚を感じられるまで何回か乗せたり離したりを続けてみてください。
感覚がつかめてきたら、あごを軽くあご当てに置きます。
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鏡でチェックする
ここまできたら鏡を見てください。
重心が傾いていないかチェックしましょう。
視覚として覚えていると、今バイオリンが自分のカラダのどこにあたっているかなどを知っておくと今後に役立ちます。
おわりに
バイオリンのフォームは独特なので慣れるまでは違和感を感じるかもしれません。
コツは鏡を用意してしっかりと自分のフォームをチェックすることです。