バイオリンを演奏・練習するときにあった方が良いもの。
サポートしてくれるもの。
今回はそれらを一挙に紹介していきます!
目次
バイオリンのグッズたち
松脂(まつやに)
松脂は弓の毛にこすって摩擦を作るのに使います。
毛替えしたばかりの弓は、松脂が付いていないのでそのまま弾こうとしても音が出ない!
初心者の人はびっくりして楽器屋さんに駆け込んだりする事例もあったりします。
松脂の種類は豊富で、その成分によって粘度が変わってきます。
薄い色をした松ヤニはサラサラしていて粘度が薄い。
それに対して黒っぽい松ヤニは粘度が濃くてしっかり弦に絡みつきます。
一般的にチェロなど太い弦を弾く人は濃いめの松脂を使います。
バイオリンはそれよりは薄めのものを好んで使うことが主流です。
肩当て
肩当てはバイオリンを構えるときに使います。
左右高さが違っていて、低い方をアゴ当て側にします。(詳しい使い方は別の記事にて!)
肩当てにもいくつかブランドがありますがその中でも
「KUN」というブランドが有名ですね。
また肩当ての代わりにスポンジを使ったりする人もいたり、ハンカチを使ったりとカスタマイズしてる人います。
ちなみに肩当てなどを全く使わなくても演奏は可能です。
弦
弦は消耗品です。
バイオリンの弦には大きく3種類のものがあります。
ガット弦、ナイロン弦、スチール弦です。
ガット弦
柔らかい音が特徴で古来バイオリニストに愛されている弦です。
その分、弦が切れやすいなど全体的に扱いが難しいため、右手の技術などがしっかり身についてきた中級者以上から使用することをオススメします。
代表弦
オリーブ
スチール弦
丈夫な弦で、弦を変えた直後からしっかり演奏することができます。(他の種類の弦は張り替えた後調弦が安定するまでに時間がかかる)
また耐久性にも優れているので長く同じ弦を使うことができます。
エレキバイオリンとの相性が良い弦です。
代表弦
ヘリコア
ナイロン弦
現在世界中で一番使用されている弦です。
ガット弦とスチール弦の両方の良いところを兼ねそろえた弦になります。
種類も豊富で様々な音を奏でることができます。
代表弦
ドミナント
譜面台
練習・本番で楽譜を見るときに使います。
主に2つのタイプがあり。
・持ち運ぶのに適した軽量の折りたたみタイプ
・自宅練習用の丈夫なタイプ
まずは場所を取らない折りたたみタイプの譜面台を1台用意するといいでしょう。
チューナー+メトロノーム
バイオリンをチューニグするときに使うチューナー。
練習の必需品メトロノーム。
これが一体になったものが最近の主流です。
ミュート(消音器)
マンションなどご近所に音が漏れてないかなど、防音対策で使います。
使い方は駒にかぶせるようにして使います。
ゴムタイプと金属タイプがあって、消音機能は金属の方が強力です。
気をつけたいことが1点。
演奏していると、駒の振動によって被せていたミュートがだんだん外れてきます。気がつかずそのまま演奏を続けると「ゴンッ」とバイオリンに落ちてしまい、バイオリンに傷がついてしまう!なんていう事がありますので、金属ミュートを使う場合は特に気をつけて使用してください。
まずはゴム製を使って、どうしても更に音を小さくしたい!というときに使う。というスタンスが良さそうです。
また、消音目的とは違って、演奏会用のミュートもあります。
これは作曲家の指示で楽譜に書かれており、使用する事でまろやかな響きとなります。
オーケストラで演奏する事がある人は一つ持っておくと便利です。
クロス(楽器拭き)
演奏して楽器をケースに戻すとき、弓から飛散した松脂の粉や汗などを拭くときに使います。
弦にはたくさんの松脂が付いているので、そのまま放置してしまうとその松脂が溶けて弦やバイオリンにこびりついてしまったりします。
それによって音が悪くなってしまうこともあるのでこまめに楽器は拭くようにすることをオススメします。
クロスは楽器専用のものが売られていますのでそれか、ハンカチなどきめの細かいものを使うようにしてください。
鏡
フォームを確認するのに使います。
理想は全身鏡ですが、無い場合は手元が映るくらいのサイズのものを用意すると良いです。
練習の時には常に鏡で姿勢をチェックして素敵な演奏フォームを身につけてくださいね。
まとめ
バイオリンを演奏・練習する時に使うものたちを挙げてきました。
それぞれ種類が豊富なので説明しだすと大変な時間がかかるのですが、
このサイトでも機を見て、それぞれを1つずつピックアップして紹介できたらなと考えております。